ネットバンクとライフスタイル |
ここでは少し違う角度からの視点でネットバンクのあり方をとらえてみます。まず私たちの日常生活の中で社会の経済状況が大きく
かかわっていることは誰もがわかっていると思いますが、日々その情勢を感じ取れているかというとわかりづらいのが正直なところではないでしょうか?その経済情勢がネットバンクに
限らずとも銀行の金利変動に大きくかかわってきております。ネットバンクのサービスが多様化している昨今、経済の動向にも注目して目的を明確にしてライプランを立てたうえでネッ
トバンクのサービスを上手に利用していっていただきたいと思っております。
さて経済状況とネットバンクの金利動向のメカニズムについて基本的なことを簡単にご説明いたします。
わかり易く説明すると景気の変動により影響をうけます。好景気では消費が活発になり企業の生産は拡大に向かいます。その結果、企業・個人ともに投資や消費が必要になり、お金が必要
になるので資金需要が高まり金利の上昇が起こります。またその逆に不景気では企業が生産を抑えざるを得ないので、資金需要は低調になり金利の低下が起こります。このようなシステム
が社会のなかで起こっております。ただ、ボーナス時期や納税などで企業の資金需要が一時的に高まり金利が上昇することもあるそうですが一時的なものです。
その観点から個人レベルでの消費とネットバンクの利用について考えてみます。
今、家を買おうと悩まれている方がいます。この方が本当に今買うべきなのかを検討してみましょう。まずは一括で払える人もいるかもしれませんが私は変えませんのでローンを組みます。
そのローンの金利が今後どのように変化をしていくのかです。上がっていくのか下がっていくのかココが一つのポイントになります。それから、この家だけでの話ではありませんが物価城主
率です。2000万円の家が2年後には2100万円の値段になることは珍しいことではありません。たとえば照明や家具がついて2000万円の家が照明と家具がなくなって2000万円になっているなど、
金額は変わりませんが実際は2100万円まで上がっているのです。
あとは、ネットバンク等の金利です。現在は低水準ですので検討の一つには入らないかもしれませんが物価上昇率より金利が上回ったとき、2000万円の家の物価上昇率が低く2年後でも2010
万円にしかならないで、ネットバンクに2000万円預けて2年後に2080万円の金利の時は買わずにネットバンクに預けて2年後に購入する方がお得になります。このような状況が社会経済の状況
と日々連動しているかたちになっており、高い買い物でなくても少し違った視点で考えてみるのも新しい発見があると思います